ヒューマンエラーをなくすために管理者がすべきこと

自分の職場でヒューマンエラーが起きないように、毎日心から祈っている中間管理職あき庵です。

あなたの職場でヒューマンエラーが起きたことはありますか?僕の職場では、大きなものから小さなことまで過去に何度も起こっています。幸い事故につながるようなものは無かったのですが、やはり事後処理が大変でした。特に報告書や再発防止対策を作るのは、心身ともに疲れ果ててしまいます。

そこで今回は、職場からヒューマンエラーをなくすために管理職である僕やあなたがすべきこと、できることを考えていこうと思います。

手順を確認する

何かの作業をするとき、担当者と一緒に作業手順を確認します。

作業対象が間違っていないか、正しい順番で操作されるようになっているか、チェックするのは大事です。そして何より、手順がしっかり文書化されていることが重要です。

文書化されることで、誰でも同じように作業をすることができます。次回への改善点も出てくるかもしれません。

何でも聞いてみる

時には部下にいろいろ聞きます。どうしてその手順なのか、何に気をつけなければならないのか、危険なところはないかなど、自分が分かっていることもあれば、疑問に思うこともあります。

何でも聞いてみることで、実際に作業する部下への注意喚起になったり、逆に指示する側が気付くこともあります。

頭の中で考えるだけより、口に出してみることで、お互いに作業への理解が深まります

確認

予定外・予想外は中断させる

予定外のことを現場で要求されたときや、予想外のことが起きたとき、どうするか迷うところです。でも、そんな時は迷うことなく中断させましょう。

予定外のことを依頼されると、手順の見直しが必要になります。予想外のことが起きれば手順自体が間違っていたりトラブルが起こっているかもしれません。

なので、一度作業を中断して状況を整理したり手順を修正することで、ヒューマンエラーを防ぎます。

アフターケア

作業の後は、どんな感じだったか作業の様子を聞いてみます

現場が入り組んでいて分かりづらいところ、表示が見づらいところなど、エラーにつながりそうなことが無かったか。もしあれば、手順書に注意書きを追加するなど、次回以降迷わないようにさせます。

毎回同じ人が同じ作業をするわけじゃないので、危なそうなところはシッカリ資料として残しておきます。

まとめ

ヒューマンエラーを起こさせないようにするには、すごく当たり前のことを積み重ねていくしかありません。

当たり前のことでも、毎回やるとなると面倒になってきます。その「面倒」を乗り越えなければなりません。

  • 手順を確認する
  • 何でも聞いてみる
  • 予定外・予想外は中断させる
  • アフターケア

これらを忘れずに、一緒にヒューマンエラーを防止していきましょう。

それでは、この辺で。

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