この間、独身時代から20年以上愛用していた「巨大スライド書棚」をリサイクルに出して、カラーボックスと中古の机を自分の部屋に迎えた、中間管理職あき庵です。
さて、働くお父さんのあなた、家に「自分の部屋」はありますか?お子さんがいたり単身赴任だったりすると、家に買っても自分の部屋がなくて、リビングか寝室が定位置と言う話も聞きます。
けれど、それはあなたにとっても家族にとっても、良くないことだと思います!
なので、今回は働くお父さんにこそ「自分の部屋」が必要な理由を考えてみます。
家族間の適度な距離感が保てなくなる
まず一番大きな理由が「家族との適度な距離感が保てなくなる」ことです。
例えば単身赴任だったとき、連休を利用して自宅に帰ったとします。帰っても自分の部屋がないから、休みで家にいる間の大半をリビングで過ごします。すると、普段いない「あなた」が「ずっと」リビングにいる状態です。
家族から見ると落ち着かないこともあるはずです。あなた自身も家族に遠慮して、趣味に没頭したりくつろいだすることが、思うようにできなかったりしませんか?
「うちはそんなことないよ、家族みんな仲良くて落ち着いていられるよ!!」と言うなら問題ありません。でも、そんな家庭ばかりじゃあないはずです!
パーソナルな空間を作ることで、家族同士でも適度な距離感ができて、気持ちにゆとりが出てきます。
自分のやりたいことに没頭できる
早朝だろうが深夜だろうが、自分の部屋なら自分の好きな時間に好きなことができます!まあ、大きな音を出すのは良くないですが。
家族がリビングでテレビを見ている横で、持ち帰った仕事をするのは辛いでしょう。本を読んだりパソコンで遊ぶにも、周りの音が気になるものです。
でも、自分の部屋があれば仕事でも趣味でも、集中して何かをやりたいときの「場」があります。誰に遠慮することなく、好きなことに没頭できます。
定年後の居場所が確保できる
この間、定年退職した人に聞いた話です。
その人は単身赴任をしていて、定年退職後は当然自宅で生活するようになります。予定では退職した時点で、お子さんは独立して子供部屋が空くはずなので、そこを自分の部屋にするはずでした。
でも、いざ退職の日が近づいてきても、独立したはずのお子さんの荷物がたくさん残っていて、結局自分の部屋を確保することができませんでした。
この話を聞いて、「せっかく自分の家なのに、自分の部屋がないのは気の毒だな…」と思いました。
けど、ちょっと考えてみると、僕の父親も同じような感じでした。自分の部屋が無くて、持ち帰った仕事やなんかをするときには、リビングか寝室にしていた和室を使ってました。
きっと同じような境遇のお父さんが、日本には大勢いることでしょう。
定年後は自宅にいる時間が飛躍的に増えます。その時、家族から煙たがられない居場所の確保は、お互いにとって大事なことだと声を大にして言いたいです!
定年後に「邪魔」扱いされない
定年で仕事をやめるまでは、家にいる時間が限られています。あなたがいない間に奥さんは、家事や子供の世話などを奥さんのペースで進めていたはずです。それも20年とか30年とか言うながーい期間です。
そこに突然、奥さんのペースを乱す「あなた」が、毎日リビングに居座っている!それは、いくら奥さんでもストレスになります。
あなたも居場所がなくて落ち着かないでしょうが、奥さんのストレスも相当なものです。
奥さんとあなた、お互いがストレスで嫌な気分にならないためにも、あなたの部屋は必要です!
まとめ
どうでしたか?あなたの部屋を作るために、家族を説得する材料になりそうですか?
僕は奥さんと2人暮らしで子供がいないので、借家暮らしですが2人とも自分の部屋を持てています。
冒頭の「巨大スライド書棚」から「カラーボックス」と「中古机」への入れ替えで、自分の部屋が「自分の居場所」として機能しはじめました!この原稿も新しい「中古机」で書いています。
それまではリビングのテーブルで、ブログでも趣味のレザークラフトでも、何でもやってました。奥さんとは仲が良いので何も言われませんが、自分の中で遠慮のような落ち着かない気分がありました。
でも、こうして「自分の部屋」でブログを書いていると、リラックスしながらも集中することができます!
そんな訳で、我が家が将来家を買う時には、小さくてもお互いの部屋を持つことが確定しています。
もしこれからマイホームを持とうとしているのなら、ぜひ小さくても「自分の部屋」を作ることをお勧めします!
すでにマイホームがあって自分の部屋がないあなたは、どこか一角に自分専用のスペースを確保してみたらどうでしょう?
そうすることで、将来の家庭内平和につながるはずです!
それでは、この辺で。
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