若い頃は仕事で苦労したような気がする中間管理職あき庵です。
さて、あなたは若いうちは苦労をした方が良いと思いますか?それとも苦労をしないほうが良いと思いますか?
日本には「若いときの苦労は買ってでもしろ」なんて言う格言もあります。でも本当に買ってまで苦労する必要があるんでしょうか?ちょっと考えてみました。
仕事の「苦労」って、どんなこと?
きっとこれを読んでいるあなたは、今現在、仕事で苦労しているんだと思います。もちろん、僕も苦労した経験があります。じゃあ、仕事の「苦労」って、どんな事でしょう?まずはそれを定義しておきます。
ここでは<自分が思うように仕事を進められないこと>と<自分がやりたくない仕事をする>こととします。
要するに<気持ちよく仕事ができない状態>になることです。
若いときには「苦労したほうが良い」と言うより「苦労せざるを得ない」
苦労がどんな状態か決めたので、本題の「若いときには苦労した方が良いのか?」と言う疑問に対する僕の回答は「YES」です。
正確に言うと「苦労せざるを得ない」と考えています。
若いときに苦労するのは、圧倒的に「経験」が少ないから
なんで若いときに苦労しなければならないのでしょう?
それは、圧倒的に「経験」が少ないからです。特に仕事に関しては、学校を卒業してから初めて経験することが、ほとんどだと思います。
そんな、「初めて」なことを思うように進めるのは、ほぼ不可能だと思います。
「苦労」の正体は「初めて」のこと
たとえ手取り足取り仕事の手順を教えてもらっても、自分だけで「初めて」仕事をしてみると、教わったとおりにはできません。そこで自分で考えたり失敗しながら仕事をすることになります。
これが「苦労」の正体です。
「苦労」を少なくする方法
どんなに丁寧に仕事を教えてもらっても、苦労することはあります。でも、同じことを同じように失敗しても、それを「苦労」と感じる人もいれば、「苦労」と思わない人もいます。それはなぜでしょう?
それは、「人によって感じ方が違う」からです。
ある人は、失敗しながらでも自分で考えて全てやりきることが楽しいと思えます。でも、ある人は全部自分でやることは楽しくても、失敗したり思うように進まないと面白くないと感じてしまいます。
なので、「苦労」を少なくするには、まず考え方を変えなければなりません。
具体的には、「仕事は思うように進まないもの」「仕事に完璧はない」と言う風に考えれば、楽になります。
その次には、「経験を積む」ことです。経験を積めば、初めに苦労していたこともコツが分かってきて、だんだん楽にできるようになります。
そして肝心なのは、「自分が楽しいと思える作業を早く見つける」ことです。
自分が楽しいと思えることは、他の人から見て大変そうでも本人は全く苦労していると思いません。なので、楽しいと思える作業があれば、仕事自体を楽しく進めることができます。
まとめ
仕事をするようになると、先輩方から「若いときには買ってでも苦労しろ」と言われることがあります。でも、買わなくても苦労はします。その苦労を早く苦労でなくすのには、あなたの考え方や感じ方を変える必要があります。
初めて経験することに苦労はつきものですが、自分が楽しいと思えることを見つけることができれば、少しずつ苦労と思うことが減っていきます。
自分の得意なこと、楽しめることを仕事の中に見つけて、早く仕事を楽しめるようになれば良いですね。
それでは、この辺で。
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